> 幼なじみはMy doctor 17
『シー………』

そう言われて、唇に当てられた人差し指がゆっくりと右へとズレていくのと同時に、ジェジュンの顔が少しずつ近付いてくる。


『あ……のぉ…、………………!?…んんっ!!』

間一髪の所で誰かの手が二人の間に入り、さくらの口元を塞いでグッと後ろへと引き寄せた。


『俺の女に手を出すな!!』

『……俺の女…??』


そう話すジェジュンを見ていたさくらだが、聞き覚えのある声にふと視線を向けた。


『………んんっ!!……ぷはっ!ユ、ユチョナッ!?///』

ビックリしたさくらは口元の手をはねのけ、ユチョンの方へと向きを変えた。


『ユチョナ……あのね………』

さくらが必死に状況を説明しようとしていると、話を遮るようにユチョンがジェジュンに話し出した。


『あの……俺達、結婚を前提につき合ってます。なので、こういうこと…やめてもらえませんか?』

眉間にシワをよせ少し睨むように見てくるユチョンに、ジェジュンはフッと笑って返した。


『ごめん、相手がいるとは思わなかったから……最近一段と魅力的になったのは、君の存在があったからか……ははっ、残念…。』


ジェジュンは話し終えると、さくらにニコッと微笑みかけ、手を振ってその場を後にした。




残された二人………

さくらが再び説明しようと向きを変えて話そうとすると、

『信じてるからっ!……そう言ったろ?
さくらが誘ってないことぐらい分かるし……。

でも、その格好……二度とアイツの前で見せたらダメだから…///』

恥ずかしいのか、ユチョンは目線を外して口ごもった。


そんなユチョンを目の当たりにして、さくらは、

『うん、分かった……///』

と返すと、目線を戻したユチョンにこう続けた。


『ユチョナのために着てきたの。
仕事終わってユチョナに会うこと考えながら、
一生懸命選んだんだよ…///』

てへっ♪と恥じらうさくらの顔に、ユチョンも
顔をくしゃっと崩して、

『うん……カワイイよ///』

と、さくらが一番聞きたかった言葉を囁いた。


『へへっ、ありがとう…その言葉が聞きたかったの///』

さくらは照れながら返すと、ハッと思い出しユチョンに聞いた。


『買い物は大丈夫?!
あっ、……そろそろ4時になっちゃう…。
ごめん、遅くなっちゃったね……』

『大丈夫だよ、……行こう!』


ユチョンはさくらの目を見つめてゆっくりとにこやかに返すと、そっとさくらの腰に手を回して歩き出した。







続く
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by k-tmyf | 2013-11-30 12:38 | 幼なじみはMy doctor

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