恋の嵐は突然に…〈the second chapter〉
『……………んんっ…………?』


夜中に目を覚ましたエンジャは、ベットに横たわる自分にピッタリとくっつくユチョンに気付くと、さっきまでの自分達の行為を思い出した。


どちらからではなく、互いに求め、心の赴くままに体を重ねたこと…。


彼がほとんどリードしてくれていたものの、彼の服に手をかけたり、自分からキスをしたり、首に腕を回したり……。



「あんな大胆な私…初めて///
私…一線を超えちゃった……。とりあえず…帰らなきゃ…」


エンジャの腰に回されたユチョンの腕からそっと抜け出し、体を起こそうとベットに両手をつくと、ガッシリとしたたくましい腕でまたベットへと戻された。


『んっ……エンジャ……どこ行くのぉ?』


一時も離れたくなさそうなユチョンは、エンジャの首や背中…肩に唇を落としながらエンジャに聞いた。



『あっ…、喉……渇いたから……お、お水貰おうかと思って…』


顔を見て話そうとしないことと、エンジャのぎこちない話し方に、ユチョンは何かを感じた。



『……俺も喉渇いちゃった。待ってて、持ってくる』

ゆっくりと大きな体を起こし、下着とズボンをさっと履くと、台所へと歩いて行った。



冷蔵庫からペットボトルに入った水を出し、扉がバタンと閉まると、ユチョンの動きも止まった。



『はぁーーー………』

手に入れた喜びで一杯の胸が、今にも張り裂けそうだ。



だが、それと並行して不安もあった…。


彼女はまだユファンと付き合っている、そして、ユファンの性格上、一度手に入れた物を容易く手放す奴じゃない…。



今…この幸せな時間が、一夜限りで終わってしまうのではないか………

ユチョンの脳裏に、そんな不安がチラついた。


500mlのペットボトルを一気に半分まで飲み干すと、冷蔵庫からもう一本新しいのを取り出し、エンジャの待つベットへと戻った。




カチャッ…





ドアを開けると、エンジャはタオルケットを胸に当て、左手で押さえながらベットの上から洋服を探しているようだった。


右手をベットについて少し前屈みに探すエンジャの仕草は、小さな体の割には、とても色っぽく見えた。



白く透き通る肌、肩、腰…そしてハラリとタオルケットがめくれると、プリンと小振りなお尻が見え隠れする…。


ユチョンに気付かず、右手を伸ばしベットの下の洋服を取ろうと手を伸ばすと、タオルケットがハラリと外れ、入口のところに立つユチョンと目が合った。


『あっ……』

そうエンジャが声を出した時のポーズが、メヒョウのようなポーズで、ユチョンはエンジャの体に釘付けになった。


エンジャはユチョンの視線の先を確かめると、


『はっっ!!///』


と慌ててタオルケットで自分の体を隠した。



一部始終を見ていたユチョンはクスクスと笑うと、エンジャの横に腰を下ろし、

『はいっ』

そう言ってペットボトルを渡すと、そのままエンジャの顔を覗き込んだ。



『…なっ……何ですか?』

ペットボトルを開ける手を止めてユチョンに聞くと、


『今更隠したって…。
もうエンジャの全部…知ってるよ』

クシャと笑ってユチョンが返した。


「ぜっ…全部って………///」


エンジャは早く自分を落ち着かせようと、蓋を開け水をゴクンゴクンと飲み干す。


慌てたせいか、口元からツーッと水がエンジャの頬を伝うと、


『…俺にも、ちょうだい……』


とユチョンがハムハムと優しく吸うように伝う水を飲んだ。


ビックリしたエンジャがユチョンの方に顔を向けると、


『まだ……足りないよ』


ユチョンは低い声で囁いて、潤いを取り戻したエンジャの唇を食むように口づけを始めた。




『んっ……はぁん………んんっ……』


徐々に激しさを増す口づけは、エンジャの体を少しずつ倒していく。



エンジャからペットボトルを取り上げ、サイドテーブルに置くと、エンジャの背中を押さえるように腕を回し、キスをしながらゆっくりと寝かせた。



唇を離し、見つめ合うと、


『これが夢なら、覚めなければいいのに…。エンジャヤ……愛してる…。
これからは俺の全てをエンジャヤに捧げるよ…』



チュッと軽く唇を合わせてエンジャの返事を求める。




『夢なら………』

その言葉だけ呟いたエンジャは、両手でユチョンの頬に触れ、ゆっくりと目を閉じた。



それを合図に、再び二人は愛を確かめ始めた……。









続く
[PR]
by k-tmyf | 2013-08-14 13:03 | 恋の嵐は突然に・・・

妄想をえっちらおっちら書いております
by ジチョル
> 検索
> ブログパーツ
> 最新の記事
> 外部リンク
> ファン
> ブログジャンル
> 画像一覧